ABOUT

救急総合診療科とは

ごあいさつ

親切な救急初期診療を提供

救急総合診療科は平成18年5⽉より稼働し、 主として1、2次救急外来を受診する内科・⼀般外科領域の救急患者の初期診療を⾏っています。 当院では、救急医学講座を⽴ち上げて以来、救急科が3次救急を担当し、1、2次救急は各科が個別に対応していました。 救急科が年間約2000件の最重症患者に対し、⾼度救命救急センターにおいて充実した⾼度救急医療を提供してきた⼀⽅で、1、2次救急は、年間約38000⼈の患者に対し、必ずしも⼗分な救急医療を提供出来ていない状態でした。

特に内科系救急患者はその内の約3割を占め、⼀般診療に加えて救急対応を⾏う内科系医師の疲弊はひどく、救急⾞受⼊可能時間や複数疾患併存患者の対応に⽀障が⽣じていました。

         

そこで、平成18年5⽉よりER専従医師を配置し、完全シフト勤務制の救急総合診療科を⽴ち上げました。今後は新たな専⾨医制度の導⼊が検討されていますが、その中でも基本領域での総合診療科プログラムの創設は画期的です。まだ内容については協議中とのことですが、我々が主として⾏ってきた内科系救急診療はこのプログラムに合致するものと確信しております。今後の推移を注⽬し、若⼿医師に魅⼒的な研修プログラムを構築したいと思います。 救急総合診療科では、⽇々の臨床業務に加え後輩達の臨床教育や研究活動も精⼒的に⾏っています。私達は、若⼿医師の教育体制を充実し、質の⾼い、患者に親切な医療を提供する診療科を⽬指したい、と考えています。救急医療に強い総合診療医を⽬指そうと思っている諸君からの連絡を待っています!

診療科長