三鷹市という人気のスポット
吉祥寺から近くて自然も多い

Q. 医師になりたいと思ったきっかけは何ですか?
私の高校時代の友人は、アカデミックで研究者肌のタイプが多くいました。 彼らと話し、影響を受けているうちに、私も学問を仕事にできる分野に進みたいと考え、医学の道を選びました。

Q. 杏林大学の魅力は
プログラムの内容や指導医はもちろんですが、三鷹市という場所も大きな魅力だと思います。 吉祥寺に近く、都心にも出やすいのに、自然が多くていい意味で都会すぎないという。 そんな地域にある大きい病院ということで、多摩地域の医療の中核を担っています。

わからないことは
先輩がすぐに教えてくれる環境

Q. 指導体制について教えてください
二ヶ月に一回EBMレビューが行われます。疑問に思ったことを自分で論文を調べ、それに対して指導医の先生が講評をしてくれます。 また、外勤で当直していて分からないことや不安な症例に当たった際に、連絡すると教えてくださる先生がいる体制はとてもありがたいです。

オンオフが作れて
負担なく仕事ができている

Q. 入職前と入職後でギャップはありましたか
いい意味でギャップはありました。 日勤夜勤がランダムでシフト制になっているので、オンオフをしっかり作れ思っていたより、自分の時間も取ることができています。 ハードな印象があるかもしれませんが、負担なく仕事ができています。 仕事内容も、最初は救急に不安はありましたが、少しずつ経験を積んでいくうちに自分で判断もできるようになってきました。 先輩医師に聞く場面はまだまだ多いですが、着実に力をつけられていると思っています。


Q. ERという仕事のやりがいと、大変なところはどのようなところでしょうか
大変なところは、患者さんが一度に大量に来られたときなのですが、それが同時にやりがいや成長できるところでもあります。 スピーディな判断力が身につくようになり、ここで鍛えられれば普通の内科の外来をやったとしても、しっかりと然るべき対応ができるような力が身につきます。


Q. 今後のキャリア像・将来の医師像について教えてください
私は東京都地域枠で入学したので、まずは7年間のそちらの消化期間があります。 その後は、まだはっきり決めたわけではないですが、感染症に興味があったのでそういう方向に進んでいくか、あるいは、これからますます家庭医・往診医の需要が増えてくるのでそちらの道に進むことも考えています。


Q. 最後に、救急総合診療課後期レジデントを目指す皆様へメッセージを
杏林救急総合診療科はアットホームな雰囲気の中で安心して多岐な領域に渡って学ぶことができます。医師としての総合力を身につけることができる環境です。