EDUCATION

研修について

教育体制

アウトプットで、経験値を確かな技能に

救急総合診療科では、

  1. 月に一回の症例検討・EBM発表
  2. 救急医学会総会での発表
  3. 救急医学会地方会での発表

などアウトプットの機会を大切にしています。
また、立地条件に恵まれ急病症例が豊富という特徴から、多種多様な症候、疾患を経験することができます。
8時と20時には、経験した症例全てについて必ず振り返りを行い、生じた疑問点についてはエビデンスを確認し、ディスカッションを行い問題の解決を図り、経験を確かな知識・技能とする環境を整えています。

多領域にわたるクルズス

EBMに基づいた自己学習プログラム / 毎月

日々の診療において疑問に思ったことや興味を持ったことについて、自らエビデンスを確認し、解決する能力を身につけます。
また、正しく医学論文を解釈する能力も養うことができます。

各診療科のスペシャリストによる専門性の高いクルズス / 毎月

毎月、指導医によるクルズスを行なっています。指導医には救急専門医だけでなく、循環器専門医や外科専門医など各科から出向してきている医師もいるため、スペシャリストから専門領域を学ぶことができます。

シミュレーション講習でさらなる研鑽を

東京ベイ市川浦安医療センターに出向していた医師を中心にシミュレーション教育を行っています。
あまりできない症例や手技についてシミュレーションを用いて補うことができます。

また、産科救急講習会、セデーション講習会、外傷初期対応講習会、緊急時気管確保講習会など、数多くの学外のシュミレーション講習会に参加し、研鑽を積むことができます。

蘇生講習会(BLS, ICLS, JMECC)

救急総合診療科では、患者の急変のリスクが非常に高いため、スタッフはみなICLSプロバイダーです。そして、その多くがICLSインストラクターとなっており、その教育を通じて、蘇生テクニックの維持を目指します。