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救急総合診療科とは

臨床体制

あらゆる病態に迅速に対応する初期診療のスペシャリストチーム

当科は1次・2次救急患者対応を専門とする北米型ER方式を採用した救急初期診療チームです。
1次・2次救急外来に独歩や救急車で来院された患者さんのうち、内科、外科領域の患者を中心に初期診療を行っています。
診断がついていない急病の患者さんに、緊急度・重症重傷度を判断して入院加療や手術を含む緊急の処置、必要に応じての最適な専門科へトリアージを行い、迅速で的確な医療を提供しています。
専門分化する一方の現代の医学・医療の中で、あらゆる病態に迅速に対応できる病院は少なくなっていますが、初期診療のスペシャリストチームとしてこれを実現していることが当診療科の特色です。

東京都西部地域の「最後の砦」として、救急医療を支えています

東京三鷹市に建つ本院は、杉並区、世田谷区、調布市、武蔵野市、小金井市、府中市などと隣接しており東京都の約半分の救急医療をカバーしています。
外来診療で13,000人以上と多くの救急の患者さんが受診される当科では、24時間365日完全シフト制で常駐し原則として最も経験があるものをリーダーとして、各診療科のスタッフドクターと後期レジデントや初期臨床研修医とチームを構成しています。
また、救命救急センター内に三次患者対応を専門とするTrauma&Critical Care Team(TCCT)とも密接な連携をして、地域の救急医療を支えています。